コンパイラの解析順

コンパイラはプログラムソースコードを機械語に翻訳するソフトウェアです。

コンパイルの流れ

1.字句解析
2.構文解析
3.意味解析
4.最適化

上記の順番で処理が行われます。

字句解析

文章を単語に分ける作業です。例えば以下のPHPソースがあったとします。

echo "Hello, World!";

これは以下のように分解されます。

echo
“Hello, World!”
;

echoはPHPで表示するという関数、”Hello, World!”はechoに渡す実際の文字列、;は文章の終わりを示す記号です。

構文解析

これは言語の文法に照らし合わせて間違いがないかをチェックする工程です。

意味解析

データの指定された型と実際の型があっているか?変数が未宣言のままいきなり使用されていないかなどのチェックを行います。

最適化

レジスタを有効活用するための割り付け、不要な演算を省略するためのプログラム変換を行います。


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