システム分類|システム構成で分ける

ダブルチェック

製品を作る工場などでは検品スタッフが2人いて1つの商品を2回チェックすることがあります。これと同じように2台のコンピュータでチェックするという場合があります。

システム構成で分類すると以下の3種類に分けられます。

分類説明
シンプレックスシステム1つのコンピュータだけのシステム構成。システム構成の中で最もシンプルな構成です。この構成だとどこか1箇所に障害が発生した場合、システムが停止します。
デュプレックスシステムメインで動作するコンピュータと故障時に備えて待機しているコンピュータを配置した2台構成のシステム。シンプレックスシステムに予備のコンピュータを追加した構成です。
デュアルシステム2つのコンピュータが同じ処理を行い、結果を照合してチェックするシステム構成です。2つのコンピュータを使っていますが2台とも全く同じ処理を行うのでシンプレックスシステムと処理能力はほとんど同じです。

試験によく出る項目

・デュプレックスシステムとは障害時のために1台予備の待機しているコンピュータを用意しているシステムの構成です。
・デュアルシステムとは2台のコンピュータを稼働して結果を照合するシステムの構成です。

覚え方のコツ

デュプレックスとデュアルの2つが基本情報技術者試験ではよく出されるとのことですがとてもよく似ている上に、翻訳しても同じような意味です。こういった時にはよくわからないストーリを考えると覚えやすいので私が考えてみたものを書いてみます。

デュプレックスはプロレスのジャーマンスープレックスと言葉が被っているのでタッグ戦で一人がジャーマンスープレックスを喰らって戦えなくなってもう一人がリングインするという話を考えました。

デュアルはアル中の2人が競馬新聞で何にかけるかを決めて答え合わせをしているシーンを考えました。

これは勉強法の定番テクニックですが割と使えるので書いてみました。皆さんも何か覚えやすいストーリーを考えてみると1発で覚えられるかもしれません。


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