シンクライアントとはクライアントサーバシステムの1種です。この時クライアントPCは入力、出力のみを担当します。クライアントPCが入出力装置と化すとイメージするとわかりやすいかもしれません。(HDDすら積んでいない場合もあるようです)一方サーバPC側では演算処理、データの保管などを担当します。
シン(Thin)とは薄いとか少ないという意味でクライアントの役割を薄くしたシシテムという意味になります。

ちなみにファットクライアントというものもあり、クライアントPCに情報や演算処理の役割を持たせることを言います。
メリット
例えばクライアントPCを紛失してしまった。盗難にあったとしても重要なデータはサーバ側にあります。そのためセキュリティ担保の一つとして機能します。またPCリソースも大部分をサーバ側で処理を行うため(クライアントでも最低限の処理は実行される)クライアント側で節約できるという場面もあります。
デメリット
通信が必ず発生するので通信環境によって作業効率が影響を受けます。またサーバ側に負荷が集中することでサーバ側のコストが高くなります。
使用される場面
リモートワークを実施する際に使用されます。
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