メモリに記憶されている情報
プロセッサー(CPU)から頻繁に使われる情報、つまり命令やデータを一時的に保存しておきます。これに対してHDD(補助記憶装置)は普段使われないデータを保存しておく場所になります。
データの出し入れ速度
PC内にはデータを保存しておける記憶装置が複数ありますが、メモリは2番目に速度が早いものになります。次のような順番で1から速度が速い順で並んでいます。
1.CPU内のレジスタ
2.メモリ
3.SSD
4.HDD
SSDとHDDは同じ役割を担っていますが特性が違うのに比例して速度が変わります。
電源を落とすとデータが消える
メモリに保存されているデータはあくまでも一時的なものとして扱われます。それゆえにPCの電源を落とすとデータも一緒に消えます。対してSSDやHDDはデータを保持することが可能です。
保存できるデータ量
保存できるデータ量は少なめです。ただCPUのレジスタよりも保存容量が大きいのでCPUが一度に処理できる容量を超えても一つずつ処理が進められるという仕組みになります。
メモリ|主記憶装置には「命令」と「データ」が格納されています。メモリ内部はアドレス(細かい部屋のようなもの)で区切られていて番地が割り当てられています。
命令とデータ
CPUからアドレスを指定してメモリ内の命令、データを取り出します。「〇〇番地のデータを取り出す」「引き算をする」などがCPUへの命令として送られ処理されます。メモリには命令とデータが入っているととりあえずは覚えておきましょう。
命令の構成
命令は「命令部」と「アドレス部」で構成されています。これは文字通りの内容が入っていて、命令部には命令の内容が、アドレス部には番地が格納されています。
試験によく出る項目
コンピュータの中にはメモリ|主記憶装置があり、命令やデータが格納されている。
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