コンピュータの入出力装置はキーボード、ディスプレイ、プリンタなどがあります。基本情報技術者試験では「dpi」「3Dプリンタ」の2つがよく出題されるようです。
入力装置と出力装置
入力装置
キーボード、マウスなどコンピュータにデータを入力するための装置です。
出力装置
ディスプレイ、プリンタなどコンピュータの処理結果を表示するための装置になります。
ディスプレイ
画像や動画などをディスプレイに表示してみることができますがこれはコンピュータが処理した結果をみています。またディスプレイは小さい四角のマス目で区切られておりそのマス目がマス目が発光する事で文字や写真、映像などを表現することができています。このマス目のことをドット|ピクセルと言います。
dpi
dpi(dot per inch)とは1インチあたりに幾つドットがあるかを表す単位です。1インチは2.54cmなので縦横2.54cmの四角に幾つのドットが入っているかで値が決まります。縦横5個ずつ、つまり25個のドットがあれば5dpiです。このdpiが高いほど詳細に写真や動画を表現できるので高解像度の映像を表現することができます。
ポイント
ポイントは文字の大きさを表す単位です。元々は紙媒体で使われていた単位で一ポイントは通常1/72(約0.35mm)です。例として12ポイントの文字は縦横4.2mmの正方形に文字がぴったり入っている状態の大きさになります。
3Dプリンター
3次元のデータを元にして立体物を造形する機械でフィギュアなどを作成することも可能です。基本的には樹脂を積み上げる事で立体物を作成しますが出力方式には3種類あります。
方式 | 説明 |
熱溶解積層方式 | 熱で溶かした樹脂を積み重ねる方式 |
光造形方式 | 液体状の樹脂に紫外線などを当てて固める方式 |
粉末固着方式 | 粉末状の樹脂に接着剤を吹き付けて固める方式 |
試験によく出る項目
・dpi
は1インチあたりのドットの数を表す単位
・ポイントは文字の大きさを表す単位
・3Dプリンタは熱溶解積層方式などによって、立体物を造形します。
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