今回は論理演算の問題を解いてみます。
問題
情報技術者平成28年秋期 午前問23

解き方
まず問題文に多数決を求める回路ということがわかります。表を見ると入力に1が2つあれば出力で1を返すということも確認できますね。
解き方は正攻法として数値をそれぞれ当てはめて確認する方法しかないのですがそれだと本番試験では時間が足りません。なので個人的には以下の理屈を考えてそれを覚えるという方法を取りました。まずは正解を確認した方がわかりやすいのでそこから見ていきましょう。
正解
正解はアとなります。
ロジックを確認
アが何をやっているかロジックを確認してみます。
最初に論理積が3つ並んでいます。論理積は入力値が2つとも1の時のみ1を返します。つまりAとBが1の時、BとCが1の時、AとCが1の時です。
今回は多数決回路なのでさらにA、B、C全てが1の時も1を返しますよね。
AとBが1の時、BとCが1の時、AとCが1の時が確定すれば1を返すことも確定するわけなのでその後の論理和が2つ続く形になっているわけです。
このように多数決のロジックを覚えておけば同じ問題が出た時に素早く回答ができると思います。
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