特に応用情報技術者試験の午後問題ですが問題文が長く、問題を読むだけでも大変ですのでそのポイントを書いてみます。この記事自体、試験対策という側面もあるのでその前提で読み進めてみてください。
最初から通読しない
応用情報午後の問題文は3〜4ページあるのが通常です。普通に読むと読み終わった頃には最初の方のものを忘れていたり、理解するのが難しい部分があったりします。
繰り返し読む
そこで3段階に分けて問題文を繰り返し読むという方法があります。これは速読術のテクニックでもあるのですが以下の手順で進めます。
1.重要そうなキーワードを拾う
2.補足情報を拾う
3.全体を少し丁寧に読み進める
以下具体的にみてみます。
1.重要そうなキーワードを拾う|なれたら10秒くらいで読む
まずは重要そうなキーワード部分を拾います。「問題の概要(冒頭にあります)」「数値」「会社、設備などの構成」「登場人物」などに線を引いていきます。
この線は直線や二重線、波線、ギザギザ線などを駆使してひくと分類がしやすいでしょう。また単語や物には番号やアルファベットを振ってもわかりやすいかもしれません。この線は直線や二重線、波線、ギザギザ線などを駆使してひくと分類がしやすいでしょう。また単語や物には番号やアルファベットを振ってもわかりやすいかもしれません。
2.補足情報を拾う|なれたら30秒くらいで読む
1で拾ったキーワードを補足する情報を広い鉤括弧や記号などを駆使して後から見たときにわかりやすくなるようにします。
また線を引く際は直線や二重線、波線、ギザギザ線などを駆使してひくと分類がしやすいでしょう。また単語や物には番号やアルファベットを振ってもわかりやすいかもしれません。
※ここではわかりやすく色をつけていますが本番では黒しか使えないので前述の工夫をしないとかえってわかりにくくなるので注意が必要です。
これは問題を見て情報を探すという段階になった時に情報を探しやすくするのと問題の内容を理解をしやすくするのが目的になります。
3.全体を少し丁寧に読み進める|きちんと理解する
最後に全体をきちんと理解するために読み進めます。個人的にはここで設問を少しさらっと眺めて何を問われるかを見てから読んでも良いと思います。設問を読む場合もあくまでも「さらっと」で深く読まないことを意識した方が良いです。
イメージを想像しながら読む
きちんと理解する時に重要になるのがなるべく具体的に想像しながら読むということになります。前述の問題でしたら「金融サービス」ということで具体的に〇〇銀行のマーケティング部と情報システム部のオフィスを想像し、そこで働いていてプロジェクトを進めている風景を想像します。
こうすることで問題や、行っている内容が理解できたり、実務で経験がない場合も擬似的に業務を体験するというようなことができます。
総括
個人的には問題文が長い&よくわからない単語が多いと集中力が途切れるケースが多く、この読み方を採用してからは少し改善した気がします。
問題文を「素早く」「理解する」という点においては有効な手段だと思います。
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