プログラムの性質と種類

プログラムはコンピューターに対する命令書のことです。

プログラムの性質

性質として4つのものがあります。

1.再帰|リカーシブ
2.再入可能|リエントラント
3.再配置可能|リロケータブル
4.再使用可能|リユーザブル

再帰|リカーシブ

プログラムの実行中に自分自身を呼び出すことを再帰|リカーシブと呼びます。再帰とは繰り返しを意味し、この性質を持つプログラムは再起プログラムと呼ばれます。

再入可能|リエントラント

複数のプログラムから同時に呼び出されても正しく動作する性質を再入可能|リエントラントと呼びます。この性質を持つプログラムを再入可能プログラムと呼びます。

再配置可能|リロケータブル

プログラムを主記憶装置(メモリ)のどこに配置しても実行できる性質を再配置可能|リロケータブルと呼びます。この性質を持つプログラムを再配置可能プログラムと呼びます。

再使用可能|リユーザブル

一度プログラムを主記憶装置(メモリ)に格納すればあとは主記憶装置から何度でも繰り返し実行できる性質を再使用可能|リユーザブルと呼び、この性質をもつプログラムを再使用可能プログラムと呼びます。

通常プログラムは処理の実行後にもう一度処理を行う際、補助記憶装置から主記憶装置にプログラムを再度格納する必要がありますが(これをリロードと呼びます)、再使用可能プログラムはリロードする必要がありません。

試験によく出る項目

・再帰|リカーシブはプログラム実行中に自分自身を呼び出す性質のことを言います。
・再入可能|リエントラントは、複数のプログラムから同時に呼び出されても正しく動作する性質をいいます。


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