ECC(Error Correcting Code)とはエラー訂正符号といい、コンピュータのメモリなどで使われている技術の一つです。データに冗長性を加えてデータの読み出し時に発生したエラーを検出、訂正することができます。
使われる場面
サーバやワークステーション、科学計算用コンピュータなどの高い信頼性が求められるシステムで使用されます。ランダムなエラーや小規模なエラーに有効的です。
効果
データの破損によるシステムクラッシュやデータ損失のリスク削減が可能になります。
データ通信におけるパケット損失のような現象をチェックするパリティビットがエラー検出の際に使用され、また訂正の際にもチェックビットが計算されてビット単位で訂正します。
デメリット
ECCメモリは通常のメモリよりも技術的に一歩進んだ技術のため高価になります。
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