知識には「暗黙知」「形式知」があります。これらが個人、組織の間で相互に絶えず変換・移転され新たな知識が生まれる考え方をもとに交換、移転のプロセスを示したものをSECIモデルと言います。
プロセス
プロセスには以下の4つの段階があります。
共同化
個人同士が直接的相互作用により暗黙知を共有→集団の暗黙知になる。
表出化
集団の暗黙知が形式知になる。暗黙知が概念化、つまり言葉やイメージなどを用いて形になる。
連結化
集団の内外からも形式知を集め、それらを組み合わせ整理、複合的、体系的に組織の形式知に変換される。
内面化
連結化によって整理された形式知が実行される。この形式知をさらに個人が行動に移すことで個人の経験が重なります。そしてそれが暗黙知となり、共同化の材料となる。
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