パリティチェック

データ通信においてデータのビット誤りを検出する方法のことです。

方法としてパリティビットを付加してチェックを行なっています。

奇数パリティ

ビット列は通常0と1が並んだ形になりますね。そこにパリティビットというビットを1つ追加します。そのパリティビットを含むビット列の中に1が奇数個あるようにパリティビットを付加することを奇数パリティと呼びます。

00001101

↑この例ではビット列0000110に最後パリティビット1を加えており1の数が奇数個(3個)あるので奇数パリティになります。

偶数パリティ

偶数パリティは奇数パリティと同じ考え方です。パリティビットを含むビット列に1が偶数子含まれていれば偶数パリティとなります。

01001101

↑の列では1が4つ含まれているので偶数パリティとなります。

垂直パリティ、水平パリティ、垂直水平パリティ

パリティビットは実は垂直にも水平にも付与されます。また両方を合わせた垂直水平パリティというものも存在します。

こうすることでデータの整合性を確認しています。

基本情報技術者試験で重要なポイント

基本情報技術者試験で重要なのは垂直パリティは1ビットの誤りを検出できる

垂直水平パリティは1ビットの誤りの位置を特定訂正、2ビットの誤り検出ができる

ということです。

余裕があったら覚える事

以下余裕があれば覚えておくと消去法で回答する際などに役立つかもしれません。

・垂直パリティ、水平パリティともに1ビット(奇数個)の誤りを検出できます。
・偶数個の誤りは垂直パリティ、水平パリティともに検出できません。


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