パレート図とはある現象が起こった際にその原因となる項目を多い順に並べるグラフの図になります。
例えばクレーム処理の図は以下のようなものが考えられます。
目的と用途
パレート図は特定の現象の原因を分析するために使います。前述の図はクレームの内訳を分析したものです。
図の累積比率を見ると梱包の破れが50%以上を占めています。このことから梱包の破れを改善できればクレームの半分は解決できるようになることがわかりますね。
他のものについても見てみると発送遅れ、対応不備、誤配で残りの30%、その他が20%のように、項目ごとに比率がわかります。このように比率をA群、B群、C群に分けて分析する手法をABC分析と呼びます。
問題
品質問題を解決するために図を作成して原因の傾向を分析したところ,全体の80%以上が少数の原因で占められていることが判明した。作成した図はどれか。
- ア 管理図
- イ 散布図
- ウ 特性要因図
- エ パレート図
正解はパレート図になります。
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