マルチプログラミングとはCPUのタスク(プロセス)処理において効率的に処理する手法を言います。
CPU処理と入出力処理は同時に実行できる
基本情報の問題でよく出るのが以下のような問題になります。
基本情報技術者平成29年春期 午前問16
四つのジョブA~Dを次の条件で実行し印刷する。全ての印刷が完了するのは,ジョブを起動してから何秒後か。
〔条件〕
- ジョブは一斉に起動され,多重度1で実行される。
- 優先順位はAが最も高く,B,C,Dの順に低くなる。
- 各ジョブの実行後,スプーリング機能が1台のプリンタを用いて逐次印刷を行う。
- 各ジョブを単独で実行した場合の実行時間と印刷時間は,表のとおりである。
- その他のオーバヘッドは考慮しない。
ア100 イ160 ウ190 エ280
ここで重要になってくるのが以下の法則になります。
・CPUと入出力処理は同時実行できる
・CPUは複数のジョブを同時実行できない
・入出力処理は複数のジョブを同時実行できない
プロセスの切り替え手順
プロセスAからプロセスBに切り替える時の順番は以下のようになります。
1.プロセスAの実行状態を退避→プロセスAは実行可能状態に
2.プロセスの選択(プロセスBが選択されます)
3.プロセスBを実行可能状態に回復
コメントを残す